【レビュー】インド映画は現代人向けの教科書!特徴とおすすめ映画4つをご紹介します!

皆様はインド映画を観ますか?

私は今まであまり意識して観たことがなかったのですが、最近観ていて他のハリウッド映画と違う点や特徴など、観ていて興味深かったので今回はインド映画の特徴とおすすめを4つご紹介させていただきます。

☆インド映画の特徴☆

私が感じたインド映画の特徴は

映画を通して何を伝えたいのかが明確!

という点です。

インドは人口が2017年時点で13.39億人で世界第2位の人口大国です。日本の人口は1.26億人(2017年)なので日本の約10倍!世界第1位の中国と比較しても、中国は13.86億人(2017年)なのでほとんど差が無いですね。

近年になって、インドは急速に人口増加と発展をしてきたので、貧富の差も激しくなり、きちんとした教育を受けられない方も多いという側面もあります。

また、広大な土地のため、全ての地域の実状を把握するのは難しい。

このような側面もあるため、学校で教育を受けるだけでなく、

映画を通して教育する

映画を通して実状を政府や世界に伝える

というインドの文化があるそうです。

実際に観てみて、

インド映画はストーリー展開がしっかりしている

印象を私は持ちました。かと言って堅苦しい訳ではなく、観ていて勉強になりますし、面白いです。

例えば、2007年に公開された『地上の星たち』という映画では、学校で空想好きで問題児扱いの8歳の男の子が美術教師との出会いで成長していくストーリーなのですが、その子が持つ病気に対する間違った見方や偏見を無くしていきたい、対処法を広めたい、という明確な目的があります。

非常に勉強になるし、面白いなと感じました!

このように最近よくあるあまり何を伝えたいのか分からない、ストーリーがあまりしっかりしていない映画とは違って見ごたえがあるので、インド映画おすすめです!

☆インド映画のおすすめ4選☆

①地上の星たち(2007)

先ほどチラッとご紹介しましたが、

学校で空想好きで問題児扱いの8歳の男の子が美術教師との出会いを通して才能を開花させ、成長していくストーリーですね。

最初は私自身も、こういう病気があるのは知ってたけど具体的には分からない、、、という感じでした。

病気のことや、逆境を乗り越える大切さを教えてくれる映画です。

「地上の星たち」の画像検索結果

Ost: Taare Zameen Par

②スラムドッグミリオネア(2008)

スラム育ちの無学の10代の少年がクイズ番組「ミリオネア」に参加し賞金を次々に獲得していくが、不正しているのでは?と責められる。彼の回想から、スラムの実態について描かれています。

間違いなく名作です。

https://www.youtube.com/watch?v=hHAoAkyeVko

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③DRISHYAM(2015)

学歴は無いが映画が好きな主人公が、家族を守るために警察相手にどんなことでもする。警察側との騙し合い、危険な駆け引きなど、観ていてハラハラするし面白い!

インドの社会問題である

  • 学歴、カースト格差問題
  • 女性差別問題
  • 警察の暴力と汚職問題

などがストーリーにねじ込まれている良作です。

④マダム・イン・ニューヨーク(2012)

心優しいインド人主婦が訪れたニューヨークで英語を学ぼうと一念発起して英会話学校に通い、英語が話せないというコンプレックスを克服し生きがいを見出してくストーリー。

英語の勉強にもなる非常に面白い映画です。

こちらの映画も女性軽視問題に警鐘を鳴らす作品ですね。

マダム・イン・ニューヨーク [ シュリデヴィ ]

まとめ

いかがだったでしょうか。インド映画奥が深くて中々良いですよ。ぜひまだ観ていない作品があれば観ることをおすすめします。

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