会社って本当に従業員の将来のことを考えていると思いますか？
答えはNoです。
日本では終身雇用の考えが昔からあり、大手企業に入ったらそこで安泰と思う方は多いと思います。少し前の自分もそう思っていました。実際は違います。会社に入るといろいろな悩みが出てきます。人間関係、仕事のノルマ、パワハラ、時間的拘束、将来設計など挙げるときりがありません。入ってから分かることが大半です。
就活生や大学生からしたら内定＝ゴールのように思いますが、入ってから何を学べるか、何ができるようになるのかが大事です。そして、
会社を抜けた時に自分に何が残っているのか考えてみてください。
残っているものが自分の望むものならその会社で頑張った方がいいです。そうではない場合、もう一度自分は何がしたいのか、どういう生活を送りたいのか考えてほしいです。
もちろん、会社として社内ではこういった仕事を将来してほしい、などは考えていると思います。ただし、それは会社として利益を出すために考えています。あなた自身の利益はそこまで、というより全く考えていません。考える義務はないですから。
このことを考えずにただ惰性で、「考えても無駄」「時間がない」「とりあえず3年働け」「今とりあえず生活できてるからいいや」というように、何かしら理由をつけて後回しにしていると後悔すると思います。特に日本では年齢を重ねるごとに転職は難しくなるからです。正確には転職自体はできますが、求められるスキルは年齢に従って高くなるということです。
私の以前の職場は時間を金で買うように時間的拘束が厳しい仕事でした。飲食店の店舗経営を5年ほどしましたが、後に残るものを考えたとき、自分にできることは、店舗運営のことは取り扱う分野が変わっても基本は同じなのでたぶんできます。店は小さな会社みたいなものなので、会社の経営は言い過ぎですがマネジメントについては多少分かります。ですが、ただそれだけです。
営業職を否定するわけではありませんが、コミュニケーション能力はそれ以外の職種でも身に付きますし、それ単体では効力は弱いです。コミュニケーション能力はあくまで伝達手段で何を伝えたいのか内容が大事だったりします。
私は働いているときは時間もないし、後でいいやと思って働いていましたが、思考停止で働いていたので少し後悔している部分もあります。もちろん、全く無駄ではないです。会社というものが分かりますし、多少なりとも得たものはあるからです。
自分の将来は、自分が一番時間をかけて考えてみてほしいです。時間は戻ってきません。考えて実際に動くのは勇気も要りますし大変ですが絶対後悔はしないので！
世界は広いです。働くことだけが全てではないということに気づけました。会社一つとっても福利厚生も社風も働き方も全く違います。もし今会社でつらい思いをしている方がいたら転職や辞めてみることも考えてもいいかもしれませんね。他の会社をみると自社の良い部分、悪い部分が客観的に見えてきますから。
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お互いに自分にとって良い生活ができるといいですね！
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